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【繁盛店はやってる】自店ポスティングのすすめ

投稿日:2019年1月17日 更新日:

「あのお店はもう何年も繁盛してていいなぁ。特に派手なことはやってなさそうなのに。」とか思ってます?いえいえそれは大きな誤解です。そういうお店に限ってコツコツとスタッフがポスティングとかやってますよ。繁盛店がやってる理由やそのおさえるべきポイントなどお伝えします。

広告・宣伝をどうしようとお考えでしょうか?

PRがうまくいって「売上どっかーーん!」と行きたいところですが当然かけられる予算に限りはあるし、失敗もしたくない。

集客方法は探せばいくらでもあるけど、どれが一番効果的かわからない。

そんな悩みがあるかと思います。

そこで、今回は一番濃度がこく・確実に多くの方に宣伝できる方法をお伝えしたいと思います。

地味ではありますが、とても強い効果を発揮する広告手法です。

それは「自店ポスティング」です。

地域密着型のお店、特に新規オープン店に一番おすすめなのですが、「その効果的なやり方」や「自店ポスティングすることで得られるメリット」「注意点」など併せて紹介します。

生活に密着している商材ほど反響率も高くなります。

参考にしてください。

そもそも自店ポスティングとは?

自店ポスティングとは文字通り、オーナーやその家族・スタッフたちが自店のチラシを自分たちの力で配布し効果をだしていくことです。

自社配布ともいいます。

オーナーやスタッフがみんなで汗水流して頑張って配ることをさしています。

チラシ配布は専門業者へ委託する手もありますが、まずは自分たちでできるとこから始めて成果をあげていきましょう、ということです。

一番確実に情報が行き渡ります。

なぜ自店ポスティングが最強の広告効果を生み出すのか?

理由は下記のようなものです。

  • 全戸配布が可能
  • 商圏を隅々まで把握できる
  • 地域の方とコミュニケーションが取れる
  • 細切れの時間を活用できる
  • お客様のありがたみがわかるようになる
  • 今後の指標にできる

それぞれ見て行きましょう。

①全戸への100%配布が可能!カバー率MAXだから効果もでやすい

自店ポスティングが最強なのは「全戸配布」が可能なところです。

店舗周辺の「100%の住戸」に情報をお届けできる広告手法がほかにあるでしょうか?

答えですが、自店ポスティング以外にありません。

ポスティング会社は全戸配布やってないの?ってですか?

一般的にポスティング会社が配布してるのは全ポスト数の70%程度です。

つまり、全戸配布ではありません。

1000ポストがあればせいぜい700〜800ポスト程度へしか投函されません。

なぜなら、全戸配布は効率性が悪すぎるため、現代の配布単価の相場では全く合わない(利益が取れない)からです。

そう言った理由からポスティング業者は基本的に全戸配布を受けてくれません。

ポスティング業者へ依頼すると、配布した住戸とそうでない住戸が出てきますよね。

となると、配布されなかった住戸が大口のお宅だったらもったいないですよね?

自分の足で「すみずみ」まで歩いて「顧客を獲得する」時間を確保する、つまり全戸配布することで、その大口の顧客が見つかるかもしれないのです。

メモ

ポスティング会社は全戸配布は受けてくれません。

②商圏を自分の目で確かめられる

新店舗の場合、立地調査で現地を訪れたことはあるでしょうが、店舗から少し離れた一歩裏手に入った地域までは把握できてませんよね?

地図では読み取れない変形地もあります。

例えば、導線的にはまったく問題ないけど、実は開かずの踏切があってこちら側にはほとんど車両が流れてこないエリアなど。

こういったエリアを自分の目で見て発見できるので、それって大きなメリットですよね。

重点的に配布すべきエリアや、配布してもあまり効果がないエリアなどの商圏の見極めが把握できるようになります。

③地域の方へ挨拶ができる

  • 近くにオープンします。
  • 黄色い看板が目印のお店です。

「ぜひよろしくお願いします」と明るく声をかけてみましょう。

原始的なやり方ですが一番の宣伝になります。

せっかくなので挨拶した方の顔もできるだけ覚えておきましょう。

来店された時に「あの時はチラシを受け取ってくれてありがとうございました!」と声をかければ、リピーターにつながりやすいのは必然のことです。

④細切れの時間を使ってできる

普段の業務の合間を縫って時間を捻出するのは大変ではあります。

特に新規オープン準備前だと内装の打ち合わせや行政・銀行への各種届出などやること山積みです。

ですが1~2時間の空き時間を使うことで200~400枚程度のチラシ配布が可能です。

チリツモですが5日もやれば1000~2000世帯の方へアプローチしたことになります。

「小さなことの積み重ねが、とんでもない大きなところにたどり着くために必要な唯一の道」とあのイチロー選手も言ってましたね。

間違い無いでしょう。

⑤お客様の「ありがたみ」がわかるようになる

自分が汗水流して集めたからこそ、そのお客様のありがたみがわかります。

ありがたみがわかるからこそ、そのお客様を大切にしたいと思います。

自分で配布したエリアから反響があるととても嬉しいものです。

もし仮にスタッフが反響を出したなら、大げさに褒めてあげましょう。

ポスティングは大変な仕事ですがスタッフのモチベーションアップの効果もあります。

⑥今後の指標になる

一件の反響を出すために何枚配布が必要だったか。

効果測定のデータは確実に管理しましょう。

売上目標を立てる際、広告予算を算出する指標になります。

また、いつの日かポスティング会社へ委託する際、「以前自分たちでこのエリアに配布したときにこのくらいの効果があったよ」と、そのような話をチラつかせることで「配布の手抜き」をけん制する役目も果たします。

また、ポスティング会社が「存在する意味」や「ありがたさ」を身を持って感じることもできるでしょう。

自分たちで配布をやったことが無いと、そう言ったことも伝えることができないですよね。

自店ポスティングで最大限の効果を出す方法

A、当たり前ですが、一軒ももらさず全ポストに配布する

①集合住宅ばかりねらわない

量をたくさん配る事は大切ですがそれが目的ではないはずです。

一軒ももらすことなく「全住戸」に投函しましょう。

数が多く配布できるからとマンションや集合住宅を中心に配布するのはやめましょう。

②30段の階段がある家だろうが必ず入れる

誰も配らないような大変なお宅だからこそ効果を出やすいです。

階段があれば逆にチャンスだと自分を奮い立たせましょう。

B、配布するチラシにこだわる

①デザインにこだわる

一目で伝えたいことが読み取れるチラシにしましょう。

例えばアピールしたい文字を大きくしたり赤くしたり、キャッチコピーを問いかけ式にしてみたり。

人は一日に数万の広告を見ると言われています。

要・不要の判断は1秒未満と言われていますので目にとまるデザイン・思わず立ち止まって考えさせられる構成に仕上げましょう。

②加工にこだわる

A4を三つ折りにしたものが保存性も高くおすすめです。

A4ペラ紙よりもリーフレット形式のほうが自宅へ保管されやすく、後々の効果が期待できると言われています。

なお、A4サイズはチラシでは代表的な規格のため各印刷会社も提供コストをおさえています。

用紙の仕様は「A4サイズ・コート紙・カラー・90キロ」この辺りが視認性も高くコスパに優れています。

どの仕様にすればいいか迷うのならば、上記仕様で作ればほぼ問題ないです。

C、レスポンス(反響)を管理し、配布エリアを見極める

いつ・誰が・どのチラシを・どのエリアを・どこまで・反響は何件だったか?

こういった反響データを蓄積しましょう。

ポスティングは一回やって終わりの広告ではありません。

幾度となく配布しますが、これが不思議と反響の出るエリアと出ないエリアの明暗が分かれます。

効果が出たエリアは強化エリアとして配布数や配布頻度を増加させるのがセオリーです。

逆に効果のうすかったエリアは思い切って切り捨ててもよいかもしれませんね。

また反響をよく出してくれるスタッフは表彰しましょう。

次回も頑張ってくれることは言うまでもないですよね。

D、既存顧客のお宅には必ず入れる

すでに常連のお客様がいたり、オープン前に知り合った方がいたらそのお宅へは必ず配布しましょう。

チラシの新規顧客のレスポンスは業種や内容にもよりますので一概に言えませんが0.1%~0.03%程度です。

既存客の方へ日頃の感謝も込めてご案内を送るのは当然のことですし、必ずレスポンスしてくれるでしょう。

E、ホームページは事前に作っておく

今の時代ホームページがないと戦えません。

ホームページはあって当たり前で、なければマイナス評価です。

チラシを手にした方はネットでサービスの詳細をチェックしますよね。

その時にあなたのお店がヒットしなかったら、あなたのお店は「この世に存在しない」のと同じことです。

必ずスマホでも見やすく表示される、レスポンシブ対応のホームページを作りましょう。

無料で初心者でも直感的に作れるものが増えていますので、下記あたりから探すといいでしょう。

グーペ


\かんたん・低コスト・豊富な機能/ホームページ作成なら「グーペ」
ブログのように更新ができるお知らせ更新、メニュー一覧やアクセスマップ、ネットショッピング機能など、ホームページ作成に必要なコンテンツがあらかじめ用意されているため、情報を登録すれば、すぐにオリジナルのホームページが完成します。

Jimdo


ありえないほど簡単にホームページができる【Jimdo】
Jimdoが支持されている大きな特徴は超簡単な操作に加えて困ったら沢山相談でき、かつプロに制作の依頼もできる体制です。

STORES.jp 

驚くほど簡単にオンラインストアが作れる!【STORES.jp】
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無料ショップ開設なら【BASE】
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【具体的な事例】DaiGo -Mentalist- Official Site(メンタリストDaiGoオフィシャルサイト)

とりあえずHP

「パソコンが苦手な私でもできた!」簡単ホームページ作成【とりあえずHP】
パソコンが苦手な方のために、徹底研究して開発したホームページ作成ツールです。写真や文章を入力していくだけで、ホームページがあっという間に完成します。年齢を問わず、誰でも使いやすい、画期的なホームページ作成ツールです。

おちゃのこさいさい

ホームページ作成サービス、おちゃのこさいさい

店舗・エステ・サロン向けのホームページをテンプレートから選ぶだけで作製できます。管理画面は、スマートフォン・タブレットにも最適化されていますので、パソコンがなくても、ホームページを更新することができます。

使ったことのないソフトは星なしにしてます。

一度ご自分で試してみて相性のよさそうなものを選ぶといいでしょう。

ネット上で代行作成してる個人を見つける。

それでも作れないって人は「ココナラ」とかで代行してくれる人を探してもいいかもです。

いいクリエイターに出会えるかがカギ!

ココナラ 

ココナラのクリエイターに依頼する

専門家に頼む。

上記よりも費用は若干かかります。参考までに貼っておきます。

制作実績を見せてもらってテイストが合うか確認しましょう。

イーネットサービス

WordPressもLPもネットショップもお任せ!オリジナルホームページ制作のイーネットサービス

このあたりから、自分と相性のよさそうなものを選ぶといいでしょう。

ポイント

ホームページがないとお店への信頼度は落ちる時代です。

取り急ぎ、業種・サービス内容・価格・住所や電話番号・営業時間などのインフォメーションを最低限入れましょう。

完璧を追及する必要はありません。

ホームページがあるってことがまずは大事になってきますので。

自店ポスティングする上での注意点

①配布禁止宅へは投函しない

配布禁止と書かれたポストへの投函はやめましょう。

大きなトラブルになり逆効果です。

なおマンションなどの集合住宅にも「チラシ禁止」の看板が設置されていますが、配布しても特に問題ない看板もあります。

特に問題のない看板の例を紹介します。

  • 関係者以外の立ち入りを禁止します。
  • チラシ禁止します。(ただし個別ポストに貼られてる場合は絶対NG)

逆に配布しないない方がいい看板の例も紹介します。

  • チラシを入れた場合、着払いで送り返します。
  • 監視カメラで確認し、法的処置も検討します。
  • チラシ禁止!チラシ禁止!チラシ禁止!など至るところに張り紙されてる。

このようなマンションは配布を控えましょう。

②反響は水物なのであまり効果を気にしすぎない

反響は相対的なものです。

近所の同業他社があなたのお店より「より魅力的なチラシ」を配布していたらお客様はそちらに流れてしまうでしょう。

また天気が悪すぎる時は反響も出にくいです。

外出がおっくうになるため、思った通りの反響が出にくくなるのも当然のことでしょう。

自分主体ではなく、すべてはお客様の都合によりますので、粘り強く何度も何度も配布を継続し認知向上に努めましょう。

反響ってタイミングに大きく影響されますからあまり気にしない方が吉だったりします。

「効果がでない、、」と意気消沈してしまっては、通常業務にも支障がでてしまいますよね。

③週間天気予報を確認する

週間の予報を確認し天気の良い日のスケジュールをおさえましょう。

雨天時は配布効率が落ちますしチラシもぬれていい印象をもたれません。

逆効果になってしまう可能性もありますので天気のいい日がベストです。

④本業に支障がでないようにする

オーバーワークは禁物です。

ポスティングに出てしまったがために、肝心の接客時に支障が出てしまっては本末転倒です。

自分の体力に合わせて調整しましょう。

⑤念のため事前にポスティング業者もリサーチしておく

自店で配りきれなかった場合の対策として、ポスティング会社への委託も検討しておきましょう。

ポスティング会社も業者により良し悪しがあります。

適当な業者に頼んでしまい、失敗しないためにも事前にリサーチし問い合わせだけでもしておきましょう。

慌てて頼むと良いことなし

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自店ポスティングする上でのポイント

①家族・友人に協力を得よう

配布でも電話番でも協力いただける方に声をかけてみましょう。

中でもポスティングは健康にも、ダイエットにもいいですし、ともに汗を流すと相互協力の意識がめばえ、ちょっとした絆も生まれるでしょう。

目標配布数を1万枚と設定した場合、一人だと半日500枚×20日もかかってしまいます。

協力者は一人でも多いほうがありがたいですよね。

②配布スタッフ募集のチラシを一緒に配布しよう

今後お店のチラシを配布してくれる「歩合制の配布員スタッフさん」を自店で集めましょう。

全戸配布をやってくれるあなたのお店専用の配布員さんを集めるのです。

それで採用できた配布員さんに配ってもらうチラシは下記2種類を配ってもらいましょう。

  1. お店の宣伝チラシ
  2. 歩合制の配布スタッフ募集チラシ

配布員さんに、配布員募集のチラシも一緒に配ってもらいましょう。

1ポスト5円程度(2枚セットで5円)で、隅々まで配布してくれる歩合制のスタッフを採用できたら儲けものです。

場所にもよりますが全戸配布で1000枚だとした場合、2日くらいはかかるでしょう。

5円×1000枚=5,000円

2日働いてもらって5,000円だとしたら安いものですよね。

地域の方なので土地勘にも詳しいですし、ご近所づきあいもあるため宣伝効果も期待大です。

なんならお友達を連れてお客様として来店すらしてくれるでしょう。

目的は店舗の繁盛ですよね?

ならば地域の方を味方につけて効率よく運営していきましょう。

まとめ。

自店ポスティングのポイント

・繁盛店は影でやっている。

・地域の方とコミュニケーションがとれる。

・モチベーションの維持に実は効果的。

自分の足で汗水ながして集めたからこそ、そのお客様のありがたみがわかります。

ありがたみがわかるからこそ、そのお客様を大切にしたいと思います。

自店ポスティングなら100%の全ポストへの配布が可能です。

それゆえ一番確実に情報が行き渡ります。

また「お客様を大切にしたくなる」特別な効果がスタッフにも芽生えます。

つまりスタッフのモチベーションアップに効果的です。

当然嫌がるスタッフもいますがそれは運用の仕方次第です。

自店ポスティングの素晴らしさを教育しましょう。

結論的にですが、地域密着型のお店が取り入れる広告手段は「そのお店にもっとも適した広告媒体」+「自店ポスティング」これに尽きるのではないでしょうか。

自店ポスティングオススメです!

以上です。

(追記)こんな時にはポスティング会社の手をかりよう ↓

手をかりよう

・忙しくてチラシが配れそうにない。

・配布先が遠方すぎて自店ではアプローチが難しい。

まったく配れないよりはマシです。

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