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ポスティング業界がコロナ・緊急事態宣言の影響で、、、

投稿日:2020年4月12日 更新日:

ポステイング業者がうける新型コロナウイルス・緊急事態宣言の影響

新型コロナウイルスの感染拡大にともない、緊急事態宣言が発令されました。

多くの業界が多大なダメージを受けていますが、ポスティング業界への影響ってどうなんでしょうか。

飲食店やショッピングセンター・カラオケボックスなどが自粛要請を受け休業しているお店もある中、ポスティング業界は果たして営業できているのか?

情報が入ってきたので案内します。

小生が古くから知る、ポスティング業界関係者数名から事情をきいた話です。

ポスティング業界は営業してる?

結論から言うと、ほぼどこの業者も営業しています。

配布組織にも影響は出ていないようで、スタッフも通常通り稼働しているそうです。

つまり配布は通常と変わらず行われています。

ただ広告主からの配布依頼(受注)や新規の問い合わせは前年同月比で「激減」している模様。

先行きが不透明なためどこのポスティング会社も不安にかられているそうです。

ポスティングで配布依頼(受注)が減った業種

受注の全体量は3月中旬くらいからガクッと減っているようです。

20〜50%ほど減っているようで3月・4月の比較的案件数の多い時期にこの結果はかなり痛手かと思われます。

真っ先に、配布の延期やキャンセルになってしまった案件が公共施設や住宅のイベントやセミナー系の集客用チラシ。

チラシはすでに印刷・納品までされていたが急遽キャンセルになってしまった案件もあるようです。

自粛する自治体や企業が多く、現在ではまったくと言っていいほど依頼がないか、様子見だそうです。

その他にも下記のような業種からの依頼が極端に減っています。

【依頼が減った業種】

  • 飲食店
  • スポーツクラブ
  • エステ
  • ショッピングセンター
  • カラオケクラブ
  • 学習塾などのスクール
  • パチンコ
  • 美容室

DMや情報誌の広告なども大打撃を受けている

ポスティング会社の中にはDMを代行で発行していたり、地域の情報誌を発行していたり、街頭配布をしていたり、新聞折込を代行していたりとその他領域で活躍している会社もあります。

外出を自粛要請されているわけですから、サンプリングやアンケート調査などは壊滅状態のようで、卒業式や入学式など校門前で行われるサンプリングなどもゼロに等しいそうで被害は甚大です。

DMは通信販売のダイレクトメールが現状維持で、それ以外は激減。

新聞折込のチラシもポスティングと同様、セミナーやイベント・展示会、小売店などの受注が減っているそうです。

配布が増えた(変わらない)業種

  • デリバリー
  • クリーニング
  • 求人

自宅待機で在宅の方が増えたためデリバリーは増えているそうです。

求人とクリーニングは微増程度のようです(求人が増えているのは謎)

これからどうなる?

コンプライアンスの関係からしばらくチラシ配布を自粛する企業も多いでしょう。

ポスティング会社の大口顧客である不動産やショッピングセンター、学習塾、スポーツクラブなど、特に大手企業からの受注は最低4月ないし5月末くらいまでは増えることがなく、それなりに覚悟しなければいけないと予想できます。

ポスティング会社が対策をうつとするならば、景気が減退するなか生活の見直しが図られるため、例えば携帯会社の変更(大手3キャリアからLINEモバイルなどの格安スマホへ)による携帯料金の見直しや、電気・ガスなどの料金見直しなどが増えるため、そういったチラシを配布するよう提案していくのはありかもしれません。

配布組織(スタッフ)について

配布組織に影響はそれほどない模様。

むしろ業界としての明るい話題として、配布スタッフへの登録希望は増えてきているようです。

雇用を切られた方・減給を余儀なくされた方が副業で少しでも収入を増やしたいとお考えなのか、自宅待機を命じられた方が時間つぶしに何か始めようと考えたのか、事情は諸々でしょうが人手不足は減少傾向にあります。

そうは言っても配布量が減ってるので、採用してもお渡しできる仕事は少ないと思います、、

配布業務を自粛したいと申し出るスタッフは少ない

外出自粛要請が出たことで、配布業務を自粛したい(休みたい)と申し出るスタッフは以外にも少ないようで、各社1%にも満たない程度の様子で、配布組織に影響はなさそうです。

業務委託で契約をしている方などは、配った枚数が自分の稼ぎにつながるわけですからそうそう休めないということかもしれません。

休むスタッフは少ないので、ポスティングを依頼しても配布が期限までに間に合わないなどの影響はなさそうです。

地域からポスティングに対しての苦情も少なからず出ている

チラシを配布することで、「チラシ伝いにウイルスが感染するから配布するな」といったクレームが来た企業もちらほらあるようです。

また、通常は配布できるマンションであったとしても、管理人から「しばらくは配布を控えてほしい、住人以外はエントランスに入らないでほしい」と配布を断られるケースもあるようです。

まとめ

世界的にウイルス感染が拡大し、3月の下旬辺りから雲行きが怪しくなってきていますが、ポスティング会社は営業していますし、配布スタッフの稼働も通常と変わらずおこなられています。

自宅待機や離職の影響を受け、配布スタッフ希望の数は増える傾向にありますが、いかんせん配布のキャンセルが相次いでいるため、配布スタッフへ満足な供給は期待できないと思われます。

感染拡大を防止するために、マスク着用、アルコール消毒、検温、時差出勤、交互出勤など工夫している様子ですが、チラシの納品や配布スタッフへの配送などがある関係もあり、完全テレワークを導入できるポスティング会社は少ないようです。

※ブローカー的な一部ポスティング会社ではテレワークをはじめていたり、その準備をしていると聞きました。

まだ被害の少ない(受注数が減っていない)地域のポスティング会社も、感染者が増えることで、徐々に受注にも影響がでてくると予想がされています。

ウイルスがこんなにも恐ろしいものだとは思ってもいませんでした。

一日も早い終息を願うばかりです。

ヤマト運輸や佐川急便などから納品されるチラシも、通常時より1〜2日程度遅れがでているそうで、チラシを発注する際は納期についても注意が必要と思われます。

 

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